端正な佇まいとすばらしい使い心地で、全国に数多くの愛用者をもつ水野博司さんの急須。
釉薬をかけずに焼成する”焼き締め"で、梨皮（りひ）とよばれる肌が特徴です。

こちらは、成形する際の轆轤の引き筋を残した小ぶりな丸型。
容量は「大平丸」とさほど変わらない約180ml。(大平丸は約200ml）
丸型は見た目の印象より意外と多く入ります。

多孔質の焼締めは、飲みものの味わいをよくする働きがあるとされ、さらに水野さんの高い技術から生み出される美しい水流とキレのある注ぎは秀逸です。
まさに用と美を兼ね備えた美しい水野さんの急須は、お茶のひとときをより豊かなものにしてくれるでしょう。


■サイズ
D 8ｃｍ（持ち手まで約12ｃｍ）
H 7.5ｃｍ

■容量
約180ml


水野博司　Hiroshi MIZUNO
1950　愛知県常滑市に生まれる
1971〜74　国指定重要無形文化財保持者〔人間国宝〕三代山田常山氏に師事
公益社団法人日本クラフトデザイン協会会員